飯合肇が開幕戦V 倉本とのPO制す
「シニアゴルフ・金秀シニア沖縄OP・最終日」(17日、喜瀬CC=パー72)
最終ラウンドは前夜の激しい降雨によるコース整備のため9ホールに短縮して行われ、初日首位の飯合肇(62)=アルファクラブグループ=が、通算2アンダーで並ばれた倉本昌弘(60)との3ホールのプレーオフを制して今季初V、シニアツアー通算4勝目を挙げた。65歳以上が出場したスーパーシニアの部は須貝昇(66)が通算2オーバーで優勝した。
18番パー5でのプレーオフ3ホール目。ピン左手前約1メートルのバーディーパットを沈めて優勝をつかんだ飯合が万歳。「相手としては最高の相手。ただ、昨日から勝ちたい気持ちが強かった分、自分に運がついたのかな。最後のパットは幸せを感じながら打ちましたよ」とうれしそうに振り返った。
今大会前に激励してくれた師匠・ジャンボにうれしい報告ができることになり「良かった」という飯合。今季開幕戦を制し、次なる目標は「2週連続V。調子がいいから個の位置にいれる。次の試合でプラスになる要素はあるので、ここで息を抜かずにやります」。かつては“コング”の異名を持っていた飯合の鼻息が荒くなってきた。