松山62位でギリギリ予選通過
「米男子ゴルフ・ウェルズファーゴ選手権・第2日」(6日、クウェイルホローC=パー72)
101位から出た松山英樹(24)=LEXUS=は4バーディー、3ボギーの71で回って通算1オーバーの62位で決勝ラウンドへ進んだ。岩田寛(35)は2度のトリプルボギーなど84と崩れ通算13オーバーで3戦連続の予選落ちに終わった。71で回ったアンドルー・ループ(米国)が通算8アンダーで首位を維持した。
18番で1メートル弱のパーパットを慎重に沈め、ほっとしたように笑みを浮かべた。「予選通過ライン上にいると分かっていた」という松山が重圧に耐えた。
5番、7番とパー5で伸ばしたが6番、8番はボギー。後半も11番で2打目をピンまで60センチにつけたが、続く12番は3パット。バーディーの直後に落とすもどかしい展開に「何をしているんだっていらいらした」。それでも簡単には崩れない。15番のバーディーで予選通過圏内に入ると、難しい終盤3ホールは微妙なパーパットを決めてしのいだ。
同組で回ったマキロイとファウラーは、ともに60台のスコアで順位を上げた。松山は「彼らとの差は100ヤード以内のショット。決勝はそこを考えてしっかりプレーしたい」と自らに活を入れた。