松山43人抜き急浮上19位
「米男子ゴルフ・ウェルズ・ファーゴ選手権・第3日」(7日、クウェイルホロー・クラブ=パー72)
62位から出た松山英樹(24)=LEXUS=は5バーディー、3ボギーの70と伸ばし通算1アンダーで19位に浮上した。68をマークしたリッキー・ファウラー(米国)が通算9アンダーで首位に立ち、ロベルト・カストロ(米国)が1打差の2位につけた。
初日101位と出遅れたが、2日目に62位で予選突破。そしてこの日は43人を抜いて19位に浮上した松山は「伸ばせて良かった」と笑みをこぼした。
1、2番で5メートル前後のパットを決めて連続バーディー。7番パー5も2オンに成功して伸ばした。しかしグリーンを外した3番、12番は「今週を象徴するようなひどいアプローチ」でパーを拾えず、13番は3パットで後退し「下手くそすぎた」と嘆いた。
グリーン左のセミラフへ外した17番パー3では「入れてください、という良いライ」から約5ヤード先のカップへチップインバーディー。歓声にほほを緩めたものの、自らへの不満は変わらない。「ここまで下手だと思わなかった。練習して、最終日はアプローチを寄せる」と課題を胸に、さらに上位を目指す。