D・ジョンソン 松山と「いい戦いに」
「米男子ゴルフ・全米オープン」(16日開幕、オークモントCC)
昨年1打差の2位に終わったダスティン・ジョンソン(31)=米国=は15日、記者会見で「優勝を目指す」と悲願のメジャー制覇に意欲を示した。
1年前の最終日の18番。決めれば優勝という約4メートルのイーグルパットはオーバーし、返しも外すまさかの3パットでジョーダン・スピース(米国)に敗れた。苦い経験を「悪いプレーはしていない。グリーンが滑らかではなかった。今週(のコース状態)ならミスパットは自分のせいだと思える」と恨めしそうに振り返った。
今季米ツアーでは2度の3位を含むトップ10が8度と安定。ドライバーショットの平均飛距離はツアー3位の309・5ヤードを誇る。10年大会では首位で迎えた最終日に82と崩れた。悔しい経験を重ね「このところ(重圧の中で)いいプレーはできている。今年も優勝を争いたい」と話す。
「ショットは好調。ティーショットがフェアウエーにいけばピンを攻められる」と難コース攻略に自信を漂わせる。予選ラウンドは松山英樹と同組。「ヒデキのことはよく知っている。いい戦いになりそうだ」と笑みを浮かべた。