「男子ゴルフ・ＩＳＰＳハンダグローバルカップ・最終日」（２６日、石川県朱鷺の台ＣＣ＝パー７１）

　３位から出て６６で回った朴ジュンウォン（２９）＝韓国＝が、通算１７アンダーで並んだエミリアノ・グリジョ（２３）＝アルゼンチン＝とのプレーオフを１ホール目で制し、日本ツアー初優勝を飾った。２打差の３位にタンヤゴーン・クロンパ（タイ）とブラッド・ケネディ（オーストラリア）が入った。

　前日首位のグリジョとの２打差を追い付いた朴ジュンウォンはプレーオフ１ホール目、６番アイアンでピンそばにつけてバーディーを奪い、米ツアー優勝経験者を相手に競り勝った。０８年の日本ツアー初挑戦から９年。「挑戦し続けたことが結果につながった。本当にうれしい」。今月末に迎える３０歳の誕生日を前に待望の１勝を手にし感慨に浸った。