松山の“元ライバル”木下3位好発進

 「男子ゴルフ・セガサミーカップ・第1日」(30日、ノースカントリーGC)

 マンデー予選を突破して出場権を手にした木下稜介(24)=フリー=が7バーディー、3ボギーの68で回り、トップと1打差の3位と好発進した。首位には重永亜斗夢(27)=ホームテック=とタンヤゴーン・クロンパ(26)=タイ=が並んだ。

 米ツアーで活躍する松山と高校時代にしのぎを削った木下が好スタートを切った。2オンに成功した3番パー5からは圧巻の5連続バーディーを記録。4番は10メートルのパットが決まり、5~7番はショットが1・5メートルから3メートルについた。

 13年12月にプロ転向し、現在まで下部ツアーも含めて優勝はない。だが、香川西高時代は四国で際立った存在で、同学年のライバルは高知・明徳義塾高の松山だった。一緒に回って勝ったこともあるという。

 今でもLINEで連絡を取り合っており、「今年、英樹がフェニックスオープンで優勝した時も“おめでとう”と連絡したら、すぐに返信があった。いずれ一緒の舞台で戦いたい」と目を輝かせた。

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