谷原、7バーディで一気に首位浮上
「男子ゴルフ・セガサミーカップ・第2日」(1日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)
ツアー通算11勝の谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=が7バーディー、ボギーなしで65をマークし、通算9アンダーでタンヤゴーン・クロンパ(タイ)と首位に並んだ。2打差の3位に木下稜介と東北福祉大4年のアマチュア、小西健太が続いた。
谷原がバーディーを量産して、13位から一気にトップに躍り出た。「ボギーなしは良かった。今日くらい気持ちよくできればね」と白い歯を見せた。
2週前、全米オープン選手権に初出場。ペンシルベニア州の名門オークモントCCで予選は通過したものの、世界屈指の難グリーンに四苦八苦した。前週のISPSハンダグローバル杯は予選落ちしたが、ようやく感覚が戻ってきた。6番で5メートル、13番は7メートル、14番も5メートルと難しい距離を沈めた。
飛ばすことだけに特化したアマチュア向けのDVDを参考にして、好感触をつかんでいる。7枚組で、まだ2枚しか見ていないという。「全部見終わった時にはもっと飛ぶようになっていると思うよ」とにやりと笑った。