「男子ゴルフ・日本プロ選手権日清カップ・第１日」（７日、北海道クラシックＧＣ＝パー７２）

　ツアー通算６勝の武藤俊憲（３８）＝フリー＝は９バーディー、１ボギーのコースレコードとなる６４で首位に立ち、３打差の２位に宋永漢（韓国）が続いた。

　ショットがさえた武藤が、コースレコードの６４で首位発進。９バーディー、１ボギーの好内容に「ティーショットもセカンドショットもうまくいった。調子がいいので、あとはパターを入れるだけ。持ち味を出せた」と胸を張った。

　１５番からの４連続バーディーで締めくくる圧巻の内容だった。１６番パー５ではピンから８メートルに２オン。１７番パー３も１メートル弱につけ、「完璧に近いゴルフ。やりたいことができている」と充実感を漂わせた。

　ドライビングディスタンスと、フェアウエーキープ率の順位の合計で表すトータルドライビングで今季は２位につけている。飛距離と正確さを兼備するツアー通算６勝の実力者は、「やっぱりメジャーは勝たないといけないと思っている」と初の国内メジャータイトル制覇へ意気込んだ。