大阪学院大・亀代がPO制し初V

 「ゴルフ・日本アマチュア選手権・最終日」(8日、北海道ブルックスCC=パー72)

 最終ラウンドが行われ、大阪学院大4年の亀代順哉(21)=阿南=が通算6アンダーで並んだ東北福祉大3年の比嘉一貴(沖縄国際)をプレーオフで下し初優勝した。比嘉は12、14年に続き3度目の2位。4位から出た亀代は69、比嘉は首位から70で回った。2打差の3位はいずれも18歳で、小斉平優和(朽木)と前回覇者の金谷拓実(尾道G)。68を出した14歳の三田真弘(新岡山)が通算1アンダーで5位に入った。

 プレーオフ2ホール目の18番。亀代は下り7メートルの難しいフックラインを沈める鮮やかなバーディーで優勝を決め「最終ラウンドの18番でも同じラインだったので読めていた」と丸い顔に会心の笑みを浮かべた。

 ロングヒッターとして知られ、6位に入った4月のツアー、東建ホームメイト杯では平均301・25ヤードを記録し、プロを抑えて堂々の1位。そのパワーが生きた。557ヤードの9番では2打でほぼ狙い通りにグリーン奥のエッジまで運ぶなど6バーディー(3ボギー)を奪った。徳島県出身で香川西高から大阪学院大に進んだ。来季はプロに転向する予定で「いい弾みになる」と自信を膨らませた。

 3位・金谷拓実(広島国際学院高3年。大会連覇ならず)「自分にしっかりプレッシャーをかけてプレーした結果だからしょうがない。次は(8月の)日本ジュニア選手権で頑張りたい」

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