堀琴音“世界”を刺激に初優勝狙う 全米女子OPの経験生かし「空中戦」宣言
「女子ゴルフ・サマンサタバサレディース」(15日開幕、イーグルポイントGC=パー72)
全米女子オープンから帰国した堀琴音(20)=東芝=が14日、同OPを振り返り「本当に行ってみたかった大会だし、いい経験、勉強になりました」と目を輝かせた。
日本予選はプレーオフ負けでの落選。次点となっていたが、大会前週の6月28日に繰り上げ出場が決まり、自身初の海外メジャーを経験した。
「パスポートはあったけど、ホテルや飛行機の手配とか日曜の出発まではバタバタで。調整も足りなかったかなと…」。
成績は力及ばずの予選落ち。第3ラウンドは世界ランク1位のリディア・コ(ニュージーランド)や野村敏京(23)のプレーを観戦した。
「全米はピン位置もすごくシビアだし、それを攻略するためにみんなロブショットがうまいんだと思った。私は今まで転がしの方が多かったけど、これからはロブをもっと磨いて“空中戦”にシフトして行きたいと思います」。
その目でリアルに見た“世界”に大いに刺激を受け、まずはツアー初優勝を狙う。