時松ショット手応え12アンダー2位 日本プロ選手権37位で「少し開眼」
「男子ゴルフ・ダンロップ・スリクソン福島オープン・第2日」(22日、グランディ那須白河GC=パー72)
トップから出た時松隆光(22)=筑紫ケ丘GC=が5バーディー、ノーボギーの67で回り、通算12アンダーで首位と1打差の2位と好位置をキープした。ツアー初出場の金奉燮(韓国)が65をマークして首位に浮上した。
首位発進の前日からは2位に後退したものの、67で回った時松は「ショットがいい」と目を細めた。前半の11番で3メートルを沈め、バーディーを先行させて勢いに乗った。後半の1番では1メートル、7番では50センチに寄せて楽々とバーディーを奪うなど、距離感抜群のアイアンショットが光った。
福岡県出身。2013年に1度、5位に入ったのが最高成績だ。シードを確保したことはなく、今季ツアーはまだ2戦目。しかし今月1日、下部ツアーで初優勝。直後の日本プロ選手権日清カップで37位となり「自信まではいかないが、少し開眼したのかな」と飛躍のきっかけをつかみつつある。
最終組で臨む第3ラウンドは「自滅しないように、トップ5くらいで最終日に入りたい」と青写真を描いた。