松山、復調9位!スーパーショット魅せた 130ヤードねじ込みイーグル 

 「男子ゴルフ・全米プロ選手権・第2日」(29日、バルタスロールGC=パー70)

 松山英樹(24)=LEXUS=は67とスコアを伸ばし、通算4アンダーで首位と5打差の9位となった。池田勇太(30)=日清食品=は67、谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=は66をマークし、ともに通算3アンダーの13位で決勝ラウンドに進んだ。ジミー・ウォーカーとロバート・ストレブの米国勢が9アンダーで首位に並んだ。

 自信を失いかけていた日本のエースが、自分らしさを取り戻した。6月以降に出場した4試合で予選落ちが3度と不振だった松山が67にまとめ、メジャーではマスターズ以来の予選突破。「今の状態だったら、普通に通れる。落ちる要素はほとんどない」と復調宣言した。

 2週前の全英オープン後から、アイアンを以前に使っていたものに戻した。スイングが安定したのか、予選2日間を通じてのパーオン率は86・11%と、高い精度でグリーンを捉えてチャンスをつくった。

 最もギャラリーを沸かせたのはパー4の2番。残り約130ヤードをウエッジで打つと、グリーン上で転がってカップに吸い込まれるイーグル。このスーパーショットは米プロゴルフ協会の公式サイトでも動画で紹介された。

 パットに苦しんだ面はあるものの「悪いところがありながらもよく頑張った、よく伸ばせたかなと思う」と一定の満足感を得た様子。ショットとパットがかみ合えば、メジャーで自己最高の5位以上も見えてきそうだ。

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