大山、五輪前最後の実戦で納得の表情 リオで「ピークくる」
「女子ゴルフ・meijiカップ・第1日」(5日、札幌国際CC=パー72)
リオデジャネイロ五輪前の最後の実戦となる日本代表の大山志保(39)=大和ハウス工業=は4バーディー、4ボギーの72で回り、30位につけた。表純子(42)=中部衛生検査センター=が7バーディー、1ボギーの66で単独首位に立ち、1打差の2位に笠りつ子(28)=京セラ=がつけた。
今大会後に五輪に向けて出発する大山が30位でスタートした。「ティーショットが5回しかフェアウエーに行かなかった。おまけに1メートルないショートパットを2回外して…。それでパープレーは、まあよかった」と振り返った。
前半の3番と8番のボギーが3パット。ドライバーショットも散ったが、12、13番で連続バーディーを奪うなど、4バーディー、4ボギー。オーバーパーはたたかなかった。
前日、宿泊ホテルに五輪代表スーツが届いた。「ジャケットはサイズもピッタリで、すっごい格好良かった。でも、スラックスが2本ともブカブカで」と苦笑いした。
通常の試合なら、首位と6打差の30位はやや落ち込むところだが「リオに合わせたい気持ちはある。調子は一気にジャンプアップするものじゃないから、リオでちょうどピークがくると思っている」と納得顔だった。五輪の女子は17日から4日間。セルフコントロールもこの人の強さだ。