鈴木愛「65」猛チャージで首位タイ浮上!海外遠征で刺激受けた
「女子ゴルフ・meijiカップ・第2日」(6日、札幌国際CC=パー72)
ツアー3勝目を狙う鈴木愛(22)=セールスフォース=が8バーディー、1ボギーの65をマークし、67で回った賞金ランキングトップのイ・ボミ(韓国)と通算8アンダーで首位に並んだ。1打差の3位に岡山絵里。リオ五輪代表の大山志保は21位、横峯さくらは33位につけている。
昨年はプレーオフで西山に敗れ、「リベンジ」を目標に掲げる鈴木が猛チャージを披露した。8バーディー(1ボギー)を奪って15位から首位に浮上し「ビッグスコアを出さなければと思っていたが、それ以上にできた」とほくほく顔だ。
7月24日まで米国で国・地域別対抗戦に出場した後、全英リコー女子オープン(同31日終了)に転戦して帰国したばかり。国・地域別対抗戦では翌週に全英を制したアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)と対戦するなど、刺激を受けた遠征だった。
まだ疲れは抜け切れていないものの、「スイングのバランスがいい」と充実ぶりを口にする。パー4の8番で第2打をピンそば70センチに寄せるなど前半で三つ縮めた。後半の11番で約10メートルのバーディーパットを沈め、さらに勢いに乗った。
鈴木は「ハードスケジュールになったが、勝てたら自信がつく。本当に大事な週だと思う」。今季2勝目に向け、気合を入れ直した。