諸見里が5カ月ぶりに復帰へ 来季QTを目標に
女子ゴルフのNEC軽井沢72ゴルフトーナメントが、長野県北佐久郡の軽井沢72G北C(6614ヤード・パー72)で12日に開幕する。肋軟骨痛などの治療や休養でツアーを離れていた諸見里しのぶ(30)が、3月の開幕戦以来5カ月ぶりにトーナメント復帰する。
「去年の今ごろは痛みで夜も十分に眠れなかった」と諸見里。昨年12月にはカテーテルを通して患部の毛細血管にレーザーを照射する治療にも挑んだ。「痛くて2時間以上泣きっぱなし。もう本当につらかった」という。
シード権もQT(出場予選会)ランクも持たないため、現在は「推薦いただける試合と(歴代優勝者で出場権のある)日本女子プロ選手権、日本女子オープンで頑張って、来季QTに照準を合わせます」。プロテスト合格の05年はデビュー戦の日本女子オープンからわずか3試合でシード入りを決めた。その再現だって夢じゃない。