松山、2打差2位に浮上 ショット不満も許容範囲

 「米男子ゴルフ・ウィンダム選手権・第2日」(19日、セッジフィールドCC=パー70)

 8位から出た松山英樹(24)=LEXUS=は6バーディー、ボギーなしの64で回り、通算10アンダーでトップと2打差の2位に浮上した。60で回った金シウ(韓国)が通算12アンダーで首位。岩田寛は70と伸ばせず通算イーブンパーで予選落ち。今季獲得ポイントの125位以内が出場する次週からのプレーオフに進めなかった。

 松山が今季2勝目に向けて好位置につけた。7月末の全米プロではメジャー自己最高の4位。その時の好感触は「持続していない。練習場でもなかなかうまくいかない。思った球筋が打てない」とショットに不満を持ちながら64を出し、首位との差を2打に縮めた。

 本人の言葉とは裏腹に、2日目までのパーオン率は約86%で全体の7位、フェアウエーキープ率は75%で6番目。パーオンしたホールの平均パット数でも6位と十分に優勝を争える数字で「ミスしても(許される)幅の中。グリーンを捉えているのがスコアにつながっている」と話す。

 今大会には4年連続出場。2013年の15位の後、昨年まで2年連続で予選落ちし、相性はいまひとつだが「嫌いなコースじゃない」と意に介さない。

 二つしかないパー5は529ヤード、545ヤードとともに距離が短めで2オンが可能だ。2日目に金シウが60、グラバーは61をマークするなど爆発的なスコアも出やすい。松山は「このショットとパットでは期待できないけど、いい位置なので楽しんでやれたらいい」と気負いはなかった。

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