松山10打差の9位に浮上「アイアン良くなった」内容に手応え
「米男子ゴルフ・BMW選手権・第3日」(10日、クルックドスティックGC=パー72)
14位で出た松山英樹(24)=LEXUS=は6バーディー、3ボギーの69と伸ばし、通算8アンダーで首位と10打差の9位に順位を上げた。ダスティン・ジョンソン(米国)が68で回り、通算18アンダーで首位。3打差の2位にポール・ケーシー(英国)がつけた。
前半は四つ伸ばす快進撃ながら、後半は一つ落として失速。松山は69の好スコアにも「もう少し伸ばしたかった」と悔しさをにじませた。
出だしからショットがさえた。1番は2メートルにつけてバーディーを奪うと、3番で5メートル、5、6番も2メートル強を沈めるなどパットも好調。ボギーは4番だけ。9番で1・5メートルにつけて五つ目のバーディーを奪い、前半を32で折り返した。
だが後半は強風でショットが乱れた。13、17番とパー3の2ホールでグリーンを外してボギー。伸ばしきれずに肩を落とした。
首位との差は開いたものの「アイアンは良くなった。もう少し距離感が合ってくれば本当にいいプレーができる」と久しぶりに手応えのある内容だった。