渡辺彩香、北島康介氏とのラウンドで刺激 大会&ドラコンの2冠奪取だ

 「女子ゴルフ・マンシングウェアレディース東海クラシック」(16日開幕、新南愛知CC美浜C=パー72)

 イ・ボミ(韓国)、笠りつ子(28)=京セラ=をはじめとする賞金ランク上位選手もそろって出場。大会2日目の17日には恒例のドライビング女王コンテストも予定されており、目の離せない3日間となりそうだ。15日はプロアマ戦。19日に23歳の誕生日を迎える渡辺彩香(22)=大東建託=は、元競泳選手の北島康介氏(33)と同組でラウンドした。

 「いやぁ、緊張しました。北島さんは『全然練習してない』っておっしゃっていたけれど、やっぱり体(格)がいいので球も飛んでましたし…」と話し始めると、背後から「勉強になります!」と北島の声が掛かり、思わず肩をすくめた。渡辺はゴルフはもちろん、スポーツ観戦が趣味。2020年東京五輪も目指しているだけに、金メダリストとのラウンドで刺激を受けたようだった。

 22歳最後の試合では、北京とアテネで平泳ぎの100&200メートル2冠に輝いた北島のように、トーナメント&ドラコンの2冠を狙う。「去年はドラコンだけだったから…。今年はトーナメントの方の結果でも盛り上げたい。(大会主催会社)契約選手の1人ですし。私の中では先週に引き続き今週もメジャー大会」と気を引き締めた。

 「北島さんは、これは大事というパットを、あっさり決めてました」と、金メダリストの勝負どころを外さない姿勢も参考に昨年11月の「樋口久子 pontaレディス」以来となる通算4勝目を目指す。

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