成田美寿々が踏ん張り3位 最終日は「私が爆発する番」“逆転の成田”で今季初Vへ
「女子ゴルフ・マンシングウェアレディース東海クラシック・第2日」(17日、新南愛知CC美浜C=パー72)
首位から出た成田美寿々(23)=オンワードホールディングス=が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算12アンダーでトップと4打差の3位と踏ん張った。最終日は得意の逆転Vを狙う。テレサ・ルー(台湾)がコースレコードタイの63、全美貞(韓国)が連日の64をマークし、通算16アンダーで首位に並んだ。
これまで通算7勝のうち5回が逆転Vという成田が、同組で驚異的にスコアを伸ばしたテレサ・ルーと全美貞に食らいついた。
2番でバーディーを先行させると、3番パー5では2打目をグリーンエッジまで運びアプローチを寄せてOKバーディー。4番パー3でも5番ユーティリティーでカップ手前60センチにつけて3連続バーディーを奪った。
後半は勢いが止まったものの、「(前日の)8アンダー後に4アンダーは、わたしとしてはいいと思う。ナイスプレーと前向きに考えたい」と話した。
最終日はまた同じ3人で最終組。「2人とも3日連続の爆発はないと思う。だから明日は私が爆発する番。一日とっておいた私の勝ちかな」とニヤリ。“逆転の成田”の異名を持つ23歳が、今季初Vへ照準を定めた。