「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子・第２日」（２４日、宮城県利府ＧＣ＝パー７２）

　東北高時代の３年間を宮城で過ごした木戸愛（２６）＝ゼンリン＝が４バーディー、１ボギーの６９とスコアを伸ばし、通算７アンダー。前日の３位から順位こそ１つ落としたものの、首位に４打差の４位で最終日に突入する。３位から出た申ジエ（韓国）が７バーディー、ボギーなしの６５で回って通算１１アンダーで首位に立った。２打差の２位に前日首位の香妻琴乃がつけた。

　４季ぶりの２勝目を狙う木戸が優勝戦線にとどまった。神奈川県横須賀市の出身だが、宮城・東北高に留学。今週は、当時よく行ったという寮近くの食堂に連日通い「大好きだったホルモン定食を食べて」英気を養っている。東北地方で継続的に開催されている唯一の女子ツアー大会。０８年プロデビューの木戸には「思い入れも強い」試合だが、昨年まで３年連続予選落ちするなど、デビュー戦の２０位が自己最高。最終ラウンドで成長を示す。