遼もパーマー氏を悼む「心の底からゴルフが大好きな方」 過去に助言授かる

 プロゴルフの人気を飛躍的に高めた米国の往年のスター選手、アーノルド・パーマー氏がペンシルベニア州ピッツバーグの病院で25日に死去したと米国ゴルフ協会(USGA)が同日(日本時間26日)発表した。87歳。

 パーマー氏は日本の若手選手も温かい目で見守っていた。10年の米ツアー、アーノルド・パーマー招待には当時18歳の石川遼を前年に続き、2年連続で招待。「彼の才能は(18歳での賞金王獲得など)数々の素晴らしい記録が実証している」と絶賛し、「ゴルフ以外からも多くのことを学び、社会経験を積むことが大切」とアドバイスを送った。

 石川はこの日、熊本地震で被災した同県菊陽町の小学校を慰問。パーマー氏について「最後にお会いしたのは昨年のマスターズ直後。心の底からゴルフが大好きな方で、あいさつしたり、声を掛けてもらったりしたのは貴重な経験。パーマーさんの気持ちがこもった地で練習して頑張っていきたい」と話した。

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