アマ初メジャーVの17歳・畑岡「信じられない」 初々しく感想
「女子ゴルフ・日本女子オープン・最終日」(2日、烏山城CC=パー71)
5位から出たアマチュアの畑岡奈紗(17)=茨城・ルネサンス高3年=が5バーディー、2ボギーの68で回り、通算4アンダーで優勝した。アマチュアがメジャーを制したのは史上初。優勝インタビューでは「信じられないです」、「すごくうれしかったです」と初々しく心境を吐露。「まわりの方に感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいです」と今後の目標について語った。
以下、優勝インタビューの一問一答要旨。
-気持ちを。
「信じられないです」
-待つ状況の中、決まった瞬間の気持ちは。
「すごくうれしかったです」
-涙も出た。熱いものが込み上げてきたのでは。
「そうですね。思い通りのショットができない時もあったので、そういうのを思い出しました」
-最終日、素晴らしいゴルフだった。
「16番の3パットとか、ちょっとうまくいかなかったですけど、18番は本当に良かったです」
-難しい18番で上から決めた。
「結構、下りが強いなと思ってたんですけど、ちょっとフックだったので、ラインに乗っけることだけに集中していました」
-お母様とも喜んでいた。
「タフなコースで(キャディーとして)4日間担いでくれたので、本当にありがとうと言いたいです」
-トッププロの中でここまでできた。
「JGAのナショナルチームでもたくさんトレーニングをしたり、コースの攻め方とかいろいろ教えてもらったり。あと、中嶋(常幸)プロにもいつもお世話になっているので」
-ほかのアマの活躍も刺激になったのでは。
「そうですね」
-今後は。
「まわりの方に感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいです」
なお、17歳263日は宮里藍の20歳108日を塗り替える大会最年少優勝記録。また、平瀬真由美の20歳27日を更新するメジャー最年少優勝記録となった。