17歳・畑岡奈紗プロ転向表明 1年間の国内ツアー出場資格行使へ

 ゴルフの日本女子オープン選手権で史上初めてアマチュアとして優勝を果たした17歳の畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高3年)が4日、プロ転向の意思を表明した。アマチュアとして推薦出場する今週のスタンレー・レディースが行われる静岡・東名CCでの練習ラウンド後「プロになりたい」と話した。

 日本女子オープンの優勝で、1年間の国内ツアー出場資格を獲得した畑岡が、この権利を行使するには21日までにプロ転向し、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)に「単年登録」をする必要があるが、報道陣の「(登録期限内に)プロになりたいか」という質問に「そうですね」と答えた。

 単年登録を申請する時期は、米女子ツアーの来季の出場権をかけた2次予選会(17日~)に参戦するため12日に渡米を予定しており、週明け早々には行うものと見られる。

 優勝翌日の3日は、中学時代の同級生が自宅へお祝いに駆けつけるなど、楽しい時間を過ごした。茨城県知事からも祝福の言葉をもらったそうで「ようやく実感が湧いてきました」と笑顔で話した。

 この日は史上初のアマチュアでのツアー2連勝に向け、高低差のあるコースを水平器を使って入念に確認。「いつもと変わらないゴルフをして、3日間アンダーパーで回れれば」と気合を入れた。

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