17歳・畑岡奈紗、ボミ&笠と同組 アマ“ラス闘”でVIP待遇
「女子ゴルフ・スタンレー・レディース」(7日開幕、東名CC=パー72)
前週の日本女子オープンを制し、7日からのスタンレー・レディースに出場するアマチュアの畑岡奈紗(17)=茨城・ルネサンス高3年=が5日、会場となる静岡県裾野市の東名CCで練習ラウンドをした。近くプロ宣言する意向で、アマとしての戦いはこれが最後になる見込み。初日は賞金ランク1位のイ・ボミ(28)=韓国、同3位の笠りつ子(28)の日韓トッププロとの同組が決まった。
週明けにもプロ転向宣言が見込まれる畑岡。この日はインコース9ホールをラウンドした後、にこやかに取材に応じた。
「(日本女子オープン優勝後)なかなか眠れない日が続いていて少し疲れてます。今週も最後は体力勝負になってくる部分もあると思うので、そのへんも考えて、きょうのラウンドはハーフで切り上げました」
前夜は中学2年から指導を受けている中嶋常幸と電話で話し、「『強い選手は優勝した次の週でも強いんだぞ』と言われました。最後まで精いっぱいやるだけです」と気合を入れ直した。
おそらくこれがアマチュアとして最後の試合になる。初日はイ・ボミ、笠とのペアリングが決まった。「トップのお2人なので、すごく勉強になると思う。期待していただいてると感じますし、緊張もするとは思うけれど、出場するからには優勝を意識しながら頑張りたい」。
練習ラウンドでは国体時に着用した、左袖にIBARAKIの刺しゅうが入ったウエアを着用。「今週は自分の服を着ます。日の丸入りのナショナルチームのユニフォームも先週で最後です」。身も心もプロ目前。17日からの米ツアー2次予選も控え、今週もNASAがゴルフ界の話題をさらう。