宮里優作5連続バーディー 66で好発進4位 4年連続勝利へ「腐らずにいく」
「男子ゴルフ・ツアーワールドカップ・第1日」(6日、石岡GC=パー71)
宮里優作(36)=フリー=が5連続を含む6バーディー、1ボギーの66で4位と好発進した。ツアー未勝利の41歳、海老根文博がボギーなしの7バーディーで64をマークし、デービッド・オー(米国)と並んで首位。1打差の3位にS・H・キム(韓国)が続いた。前週優勝の片岡大育は67の13位発進となり、68の20位には池田勇太がつけた。賞金ランク1位の谷原秀人は70の49位だった。
宮里優にようやくエンジンがかかってきた。昨季優勝争いを演じた大会で2打差の4位と好スタートを切った。「(いい)イメージが出るホールが多い。すっきりピンを狙える感じだった」と白い歯をのぞかせた。
出だしからのバーディーラッシュだった。10番で残り126ヤードを30センチにつける目の覚めるようなショットを披露すると、12番では残り116ヤードから1メートルにぴたり。13、14番は5メートル以上のパットを沈めるなど5連続バーディーで「いったん流れが来るといい軌道に乗る」と頬を緩ませた。
選手会長に就任した今季はティーショットに悩んできたが、今季初めてトップ10に入った前週のトップ杯東海クラシックで手応え。「(勝てる)兆しはあるので腐らずにいきたいね」と4年連続の勝利へ闘志を燃やした。