松山は1オーバー15位、石川5オーバー61位、スコットも出遅れる
「男子ゴルフ・日本オープン・第1日」(13日、狭山GC=パー70)
米男子ツアーを主戦場とする松山英樹(24)=LEXUS、腰痛から復帰し、国内ツアーで優勝した石川遼(25)=CASIO、マスターズ覇者で世界ランキング6位のアダム・スコット(36)=オーストラリア=の3人が予選2ラウンドを同組で回る注目の国内メジャー大会が開幕した。
第1ラウンドは、松山が2バーディー、3ボギー、1オーバーで首位と5打差の15位とまずまずのスタートを切ったが、石川は5ボギー、バーディーなしの5オーバーで61位、スコットは6ボギー、バーディーなしの6オーバーで75位と出遅れた。
コースは朝早くから多くのギャラリーが詰めかけ、この日の入場者数は1万838人を記録。注目の3人がスタートした午前11時40分には、1番パー4のホールを約450ヤード先のグリーンまで、幾重にも連なった人垣が取り囲んだ。
この日の3人のラウンドは、深いラフや高速グリーンを駆使したメジャー特有のコース設定もあり、松山以外にバーディー・シーンを見せることがなかった。それでも、午後4時半過ぎの最終18番ホール(パー4)まで、ギャラリーの大移動は続いていた。
第2ラウンド(14日)は同じ3人が午前7時35分に10番パー4からスタートする。
第1ラウンドを終えて、W・J・リー(韓国)が4アンダーで単独首位。矢野東が3アンダーで1打差の2位。予選会から本戦出場権を得たアマチュアの16歳、中島啓太(代々木高1年)が1アンダーで首位と3打差の4位と好発進した。