石川遼、豪華メンバーとのラウンドで出遅れ「緊張して体が動かなかった」
「男子ゴルフ・日本オープン・第1日」(13日、狭山GC=パー70)
腰痛から復帰し、国内ツアーで優勝した石川遼(25)=CASIO=が、松山英樹(24)=LEXUS、アダム・スコット(36)=オーストラリア=との同組ラウンドで5ボギー、バーディーなしの5オーバー。首位と9打差の61位と出遅れた。
豪華ペアリングの初日に苦戦した石川は、「最初の数ホールは緊張して体が動かなかった。アイアンは17、18番ぐらいでようやく良くなった」と振り返った。スタートの1番パー4では、第1打を左の林のラフに打ち込み、ギャラリーに囲まれた第2打地点では、「遼クン、横に出すんでしょ」というムードを感じながら、前方を開けてもらい、140ヤード先のグリーンを狙ってパーとした。
日本オープンの第1ラウンドとしては、データが残る1991年以降で史上最多となる1万838人のギャラリー数を記録した。石川は2日目も続く注目のラウンドに「アダム(スコット)と英樹がいろんな層の人を呼んでくれた。一緒に回っていて、きょうはすごく楽しかった。時間はかかったが長いとは思わなかった。スコアのこともあんまり考えていなかった。きょうは英樹だけしかバーディーがなかったが、明日は3人でバーディーをどんどん取っていく雰囲気にしたい」と巻き返しを誓った。