片岡猛チャージ!2打差2位浮上 新兵器で飛距離アップ
「男子ゴルフ・ブリヂストンオープン・第2日」(21日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー71)
27位で出た片岡大育(28)=Kochi黒潮CC=が7バーディー、ボギーなしの64で回り、通算9アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。賞金ランク2位の谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=は69と伸ばし、通算11アンダーで単独首位を守った。67で回った金庚泰(韓国)が片岡と並んで2位につけた。
片岡がアイアンを振れば、ボールは必ずピンへ向かった。「ショットがすごく良かった。OK(バーディー)が3回。いい流れでしたね」。狙って仕留め、バーディーの山を積み上げた。
新兵器も猛チャージを後押しした。今週から新しい3番ウッドを投入。飛距離が5~10ヤード伸びた上、クラブの操作性も上がり、左右に曲がるホールが多いコースに対し、「フェアウエーに置きやすい」と即応。2、15番のバーディーにもつなげた。
世界ランク21位のスネデカー(米国)と予選2日間は同組だった。「(プレー)スタイルは似ているけど、距離は20、30ヤード前に行く。自分のゴルフに徹しよう」。淡々とビッグスコアで応戦した。
自身のベストスコアを1打更新した。「チャンスはある。優勝争いに加われるように、どんどんバーディーを狙っていく」。心から欲しているのは3度目の優勝だけだ。