松山 世界ランク自己最高6位!当面シードの心配なし

 男子ゴルフの30日付最新世界ランクが発表され、HSBCチャンピオンズで日本勢初の世界選手権シリーズ制覇(団体戦を除く)を達成した松山英樹(24)=LEXUS=は自己最高を四つ更新する6位に上がった。日本ツアー機構によれば日本の過去最高は87年に4位となった中嶋常幸で、尾崎将司は5位、青木功は8位がある。

 松山がついに世界ランク1桁に突入し、名実ともにトップ選手の仲間入りを果たした。10月に日本オープン優勝、米ツアーのCIMBクラシック2位と好成績を続け、前週に日本勢で18年ぶり、4人目のトップ10入り。ただ、世界10位となった前週も「特に何も思わない」と話していた。

 30日までのHSBCチャンピオンズは、世界ランク上位がそろった世界選手権シリーズ。圧勝だったが、米ツアー組はシーズンが開幕して間もなく、オフ明けの初戦という選手も多かった。次のメジャーは来年4月のマスターズで、強豪の大半が春に向けて調整を進める。ツアーの争いが本格化するのは例年、年明け以降だ。

 松山は当面、シードの心配をする必要がない地位を築き、試合を自由に選びながら、計画的に調子を上げたい。昨季優勝した2月のフェニックス・オープンなどが試金石となりそうだ。「メジャーまで時間はある。それまでに課題を克服していきたい」と、いっそうの底上げを目指す。

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