勇太&谷原ともに首位!! 賞金王争いの真っ只中、同組で決勝Rへ
「男子ゴルフ・平和PGM選手権・第2日」(4日、総武CC総武C=パー70)
10位から出た昨年覇者で賞金ランク2位の谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=が7バーディー、1ボギーの64をマークし、65で回った賞金ランク首位の池田勇太(30)=日清食品、22歳の稲森佑貴(グリーンゴルフ練習場)とともに通算8アンダーでトップに浮上した。初日首位のウォンジョン・リー(オーストラリア)、大堀裕次郎、片岡大育らは通算3アンダーで5位となった。
念願のタイトルに挑む池田が五つ伸ばせば、谷原は1打上回るスコアで並んだ。残り5戦となった賞金王争い。約730万円リードの池田は「いい位置で臨める。優勝を目指す」と宣言し、谷原は「(注目の中で)ふがいないプレーはできない」と同組となる第3日へ気を引き締めた。
池田はショットが好調で「フェアウエーから第2打を打て、ピンに絡んでいけた」と納得顔だ。10番スタートの前半に三つ伸ばすと後半、ボギー直後の2番(パー4)は第2打を“ベタピン”に寄せて取り返した。
谷原は「パットが良くなった。ショットは時間がかかりそう」と首をかしげながら、この日ベストの64。7メートルを沈めた9番から4連続バーディーを奪い、17番のピンチをしのぐと最後はバーディーで締めくくり「形としては最高」と喜んだ。
過去、同組だった決勝ラウンドは“4勝4敗2分け”と互角。優勝賞金4千万円を巡り、今季2勝の2人がぶつかる。