遼出遅れ…暫定66位 「悪いところばかり…」嘆き漏らすも後半には手応え
「米男子ゴルフ・シュライナーズホスピタルオープン・第1日」(3日、TPCサマリン=パー71)
石川遼(25)=CASIO=は3バーディー、2ボギーの70で回り暫定66位となった。岩田寛(35)=フリー=は73で同115位。日没で26選手が第1ラウンドを終えられなかった。2イーグル、7バーディーを奪い60で回ったロドニー・パンプリング(オーストラリア)がリードしている。
10位だったマレーシアでの一戦に続く米ツアー復帰2戦目は「久しぶりの米本土で緊張した」という。石川のティーショットがフェアウエーを捉えたのは4度だけ。「悪いところばかり。どうしよう」と嘆きも漏れた。
前半、距離のない15番(パー4)ではバンカーから60センチに寄せてバーディーを奪い、16番(パー5)は2オン。18番は5メートルのパットを沈め、3バーディーを奪って折り返した。しかし期待の膨らんだ後半はショットを荒れ地に打ち込んだ3番、バンカーから寄せきれなかった8番と、二つのボギーで後退した。
その中でもショットの手応えをつかんだのは後半。「4、6、7番のティーショットは狙い通りに打てた。修正ができそう」と、自らの土台に明るい兆しは見えた。