堀琴音 健闘12位→3位!自己採点「70点」も賞金ランク7位まで浮上
「女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック・最終日」(6日、太平洋クラブ美野里=パー72)
12位から出た堀琴音(20)=東芝=が6バーディー、2ボギーの68と追い上げ、通算10アンダーで日本人選手最高の3位に入った。賞金ランクでも7位に浮上、今季残り3戦でのツアー初Vへ期待を膨らませた。首位から出たフォン・シャンシャン(中国)が通算13アンダーで4年ぶりの日本ツアー優勝、前週に続く米ツアー2週連続優勝を飾った。米ツアーは通算6勝目。
最終日に68をマークしたが、堀の自己採点は70点。「序盤でパッティングのタッチが合っていなかったのと、エンジンがかかるのが少し遅かった。それがマイナス30点です」と説明した。
1番でいきなりカラーから3パットボギーのスタート。5番でも再び3パットしてボギーをたたいた。だが、ここから粘った。7番で6メートルを沈めると、8番3メートル、9番1・5メートルとたたみかけ3連続バーディー。後半も2つ伸ばして3位でフィニッシュした。
10月の日本女子オープンから今大会までの6試合でベスト5を外したのは2試合だけ。賞金ランクは7位まで上がってきた。「賞金ランクはなるべく上に行きたい。でも、優勝したシャンシャンと2日目に回ってすごく差を感じた。勉強になりました」と新たな刺激も受けた。
今季も残り3試合。「優勝したいです」。悔しさと自信を蓄積しながら一歩ずつ初勝利へ近づいていることは間違いない。