38歳誕生日の谷原が自身初の賞金王へ意欲 「優勝を目指してやりたい」
男子ゴルフのダンロップフェニックスが17日、宮崎市のフェニックスCC(7027ヤード、パー71)で開幕する。プロアマ戦が開催された16日に38歳の誕生日を迎えた賞金ランキング1位の谷原秀人(国際スポーツ振興協会)は、「期待に応えられるようなプレーができればいい。好きなコースの1つなので、優勝を目指してやりたい」と自身初の賞金王に向け意欲的に語った。
前戦の三井住友VISA太平洋マスターズは今季4度目の予選落ち。同2位の池田勇太にわずか約860万円差と迫られたが、谷原は「全然、気にしていない。このくらいで(賞金王争いを)やっていた方が、みんなも面白いんじゃないですか」と、熾烈(しれつ)なマッチレースを楽しむ余裕もにじませた。
不調だったショットに関しては、「悪い感じはしない」と状態は上向き。悲願の頂点へ、残り3試合。「悔いのないようにやる」と、ラストスパートへ言葉に力を込めた。