テレサ・ルー最少スコア更新V 通算24アンダー、来季の強さ予感させる勝利
「女子ゴルフ・大王製紙エリエールレディース・最終日」(20日、エリエールGC松山)
首位から出たテレサ・ルー(29)=台湾=が68で回り、72ホール最少スコア記録を3打更新する通算24アンダーで比嘉真美子を1打差で振り切って今季3勝目、通算12勝目を挙げた。
来季の強さを予感させる優勝だ。テレサ・ルーは前半「人生で一番緊張した」とパットが打ちきれず、6番までパー。比嘉に1打差に詰め寄られた。
しかし7番の2打目が30センチにつけて初バーディーを奪うと、ここから4連続。18番も、比嘉のバーディーで1打差となり、外せばプレーオフという1メートルのパットをど真ん中から沈めて今季3勝目を手にした。
72ホールでの通算24アンダーはツアー記録(これまでは13年アースモンダミン杯、堀奈津佳の21アンダー)。ルーは「メンタルの弱さを感じた」と改善すべき課題を手にして次週の最終戦、そして来季に挑む。