大山志保6位浮上 地元Vへ照準! 首位と6打差も諦めず「2日ありますから」
「女子ゴルフ・LPGAツアー選手権リコー杯・第2日」(25日、宮崎CC)
14位から出た地元宮崎出身の大山志保(39)=大和ハウス工業=が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算1アンダーで首位と6打差の6位に上がった。史上初の平均ストローク60台を狙うイ・ボミ(28)=韓国=は通算1オーバーと黄信号。66で回り通算7アンダーに伸ばした申ジエ(28)=韓国=が首位に立った。
ジェットコースターのような一年の締めくくりで、大山が「優勝」と「お婿さん」に照準を定めた。
春先から首痛に悩まされたが、夏は五輪出場を果たした。得意だったパッティングは1年間、悩み抜いた。
この日2アンダー。「先週くらいから、パターで思ったように打てるようになりました」と言う。そうなると、芝目のきつい高麗グリーンも「楽しい」と思える。何より、五輪の次に楽しみにしていた地元Vだ。首位と6打差も「2日ありますから」と諦めていない。
試合中、定宿としている高級ホテルは改装されてより豪華になった。「1人では寂しい。来年こそは!」と婿取りも本気だ。その景気づけにも、優勝は絶対諦めない。