タイガー・ウッズ「僕は死んでいない」1年4カ月ぶり復帰に準備万全 米メディア伝える
米スポーツ専門局、ESPN(電子版)は27日(日本時間28日)、昨年8月以降、試合から遠ざかっている男子ゴルフ、タイガー・ウッズ(40)の長文記事を掲載。自身がホストを務める「ヒーロー・ワールドチャレンジ」(11月29日~12月4日、バハマ・アルバニーGC)の出場に意欲的であると伝えた。
同サイトは、ウッズが目前に迫った主催イベントに向けて準備を整える姿を描写。「僕は死んでいない」とのコメントとともに約1年4カ月ぶりの実戦復帰に意欲を見せているという。
現在は、使用契約を結ぶナイキ社から送られてきたクラブの選択作業に追われているとか。ただし、今大会で使用するボールは同社のものではなく、ブリヂストン社製だと明かし、「もっとも重要なものはボール。バッグの中で一番大切なクラブはボールです」と話したという。
ウッズは3度の腰の手術をへて、10月に開催されたPGAツアー「セーフウェイ・オープン」(カリフォルニア州シルバーランドCC)での復帰を表明しながら準備不足を理由に開幕直前に出場をキャンセル。しかし、今回は直前の練習でドライバーで300ヤード以上を飛ばし、鋭いショットを見せるなど、「準備はできている」と体調のよさをアピールしているという。
同イベントは世界ランク上位者と主催者推薦、ウッズを合わせた18人が出場するPGA非公認のチャリティー大会。賞金総額350万ドル(約3億9000万円)、優勝賞金100万ドル(約1億1200万円)。日本の松山英樹も出場選手に名を連ねている。