松山「東京五輪に出たい」会見で宣言 初対面の錦織との対談は「勉強になった」

 男子ゴルフで世界ランク6位の松山英樹(24)=LEXUS=と男子テニスで世界ランク5位の錦織圭(26)=日清食品=が9日、都内で行われたテレビ番組の収録で初対面し、インタビュアーを務めた俳優・渡辺謙(57)を交えて対談を行った。収録後の会見で松山は「東京五輪に出て金メダルを目指したい」と意欲を示した。

 日本が世界に誇るトップアスリート2人が、待望の初セッションでいきなり共振した。約2時間半の収録を終えた錦織は「松山君は米国を拠点に世界で活躍して、自分と近いものを感じる」と親近感を告白。松山も「(錦織は)軸がしっかりしていて勉強になった」と感銘を受けていた。

 4年後に向けても意気投合だ。今夏のリオデジャネイロ五輪はジカ熱の懸念などから出場を辞退した松山だが、「東京五輪には出たい。他競技の選手とも刺激し合いたい」とリベンジ宣言。リオ五輪銅メダルの錦織は「松山君の気持ちは同じ競技者としてうれしかった。次回は一緒に戦えたらうれしい」と共闘を誓った。

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