勝みなみが来年プロテスト受験 同級・畑岡奈紗の活躍にも刺激
日本ゴルフ協会(JGA)の2016年度ナショナルチーム慰労会が13日、都内のホテルで行われ、プロツアー史上最年少優勝の記録を持つ勝みなみ(18)=鹿児島高3年=が、来年の目標に2次から受験する来年のプロテスト突破とツアー2勝目を挙げた。
勝は珍しく髪を巻いたスタイルで出席。「イメチェンしてみようかなと思って。いつもは下ろすか結んでいるので、雰囲気が変わって見えるかも」と恥ずかしそうに笑った。
今季はツアー2勝目に手が届きそうで届かなかった1年。「やはり悔しいです。去年も同じように悔しい思いをしたのに、それを今年に生かし切れなかった」と振り返った。
来年は目標にプロテスト合格とツアー2勝目を掲げる。「プロテストは2次から受けられるので頑張りたい。ツアーは出られる試合を大事にして、2勝目を挙げられるようにしたい。もちろん、勝ったらプロに転向します」とよどみなく答えた。
目標達成のため今オフは下半身強化に取り組む考えで、4キロの走り込みや鹿児島市内の自宅近くの城山登山を日課にするという。「城山展望台まで約1キロ。小学生の時は7分で行けたんですけど、今6分くらいですかね。5分では上がりきりたいですね」と意欲を見せた。
同い年の畑岡奈紗の活躍にも大いに刺激を受けた。「奈紗ちゃんの活躍を見ると闘争心が沸く。奈紗ちゃんの(日本女子オープン)優勝で自分を見直せた。それもありがたかった」と発奮材料にし「自分の弱いところはパーセーブ率。来年はピンチをしのげるようにしたい」と足元も見据えた。