松山は通算10アンダーで首位と12打差の16位
「米男子ゴルフ・ソニーオープン・第3日」(14日、ワイアラエCC=パー70)
第3ラウンドが行われ、首位と10打差の通算7アンダー24位から出た松山英樹(LEXUS)は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り、通算10アンダーでホールアウト。通算22アンダーに伸ばした首位のジャスティン・トーマス(米国)と12打差の16位に順位を上げた。
決勝ラウンドに進んだ日本勢は、通算8アンダー13位から出た谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が4バーディー、1ボギーの67で通算11アンダーと伸ばし、10位に浮上。通算9アンダーの6位から出た小平智(Admiral)は3バーディー、3ボギーの70で回り、通算9アンダーの28位に後退した。
この日の松山は出だしの1、2番ホール(ともにパー4)で、第2打をピンそばにつける連続バーディーでの発進。ロープサイドの日本のファンらから歓声を浴びた。続く3番パー4はボギーとしたが、9番パー5は2オン2パットのバーディーとし、前半で2打伸ばした。
しかし、折り返しの10番パー4ではグリーン右からの第2打が乗らずに第3打もカップをオーバー。さらにパーパットを外すとボギーパットも入らずにダブルボギーを喫した。それでも次の11番パー3ではグリーン左のカラーからパターで沈めてバーディーを取り返した。
14番パー4もバーディーとした松山は18番パー5で2オンに成功しバーディー締め。前日(第2ラウンド)に続く67をマークした。
松山はホールアウト後、「10番の(ダブルボギーは)ショートゲームのミスからパターのミスまで、いろんなものが重なってしまった。ホントにもったいなかったと思う。明日(最終日)はそういうミスがないようにしたい。パットはうまく打ったところで入らなかったり、それが続いてうまく打てなかったりした。アイアンショットに関してはだいぶ良い感じになっているので、あともう少しロングゲームの方をなんとかしたら楽しみかなと思う。(決勝ラウンドは)2日間伸ばしていかないとトップテンにも入らないと思う」などと語った。