松山10アンダー16位 パットに苦戦…歯がゆさにじませる

 「米男子ゴルフ・ソニーオープン・第3日」(14日、ワイアラエCC=パー70)

 松山英樹(24)=LEXUS=は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で通算10アンダーの16位につけた。13位から出た谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=は4バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算11アンダーで10位に浮上した。小平智はイーブンパーで28位に後退。ジャスティン・トーマス(米国)が65で通算22アンダーと伸ばし、2位に7打差をつけて単独トップを守った。188は最初の54ホールのツアー最少タイ記録。

 松山は六つのバーディーを奪ったが、3番でボギー、10番で痛恨のダブルボギーをたたいて大きく伸ばせなかった。「もったいなかった」と歯がゆさをにじませた。

 出だしはアイアンショットが光った。1番は残り151ヤード、2番は残り155ヤードをともに9番アイアンでピンそば50~60センチにつけて連続バーディー。しかし、その後はパットが決まらず苦戦した。

 3番は1メートルもないパーパットがカップに蹴られた。バーディー直後の10番(パー4)では、第2打がミスヒットで手前のバンカーへ。3メートルに3オンしたが、3パットとなり「パットの調子が悪いから(寄せに)負担がかかってしまった」と振り返った。

 それでも大崩れしないのが今の松山。11番以降は好ショットを見せて3バーディーを奪い、持ち直した。首位には12打差をつけられたが、2位とは5打差。最終日に向け「スコアを伸ばさないとトップ10に入れない。そこを目指して頑張る」と気持ちを引き締め、パットの練習へと向かった。

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