谷原65満足発進「チャンスがあれば勝ちたい」
「男子ゴルフ・SMBCシンガポール・オープン・第1日」(19日、セントーサGC=パー71)
アジアツアーを兼ねた男子ゴルフの日本ツアー開幕戦は、雷で約2時間半の中断があり、出場156選手のうち69人が競技を終えられなかった。プレーを終えた中では昨季3勝の谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=が小平智(27)=Admiral=とともに7バーディー、1ボギーの65をマークし、姜庚男(韓国)と並んでトップとなった。武藤俊憲と高山忠洋は68。5季ぶりのツアー本格参戦となる48歳の伊沢利光は78をたたいた。
昨季賞金ランキング2位の谷原は7バーディー(1ボギー)を積み重ね「とてもいいスコア。朝早いスタートで風がなく、やりやすかった」と相好を崩した。15番(パー4)で10メートルのパーパットをねじ込むなど「グリーン上でさえていた」と自賛。現在世界ランキング54位で、マスターズ出場権を得られる3月末の同50位以内に向けて「チャンスがあれば、そりゃあ勝ちたい」と意欲満々だった。