畑岡奈紗が予選落ち 意地見せるもあと1打届かず…
「米女子ゴルフ・ピュアシルク・バハマ・クラシック・第2日」(27日、オーシャンクラブGC=パー73)
18歳の畑岡奈紗(森ビル)は5バーディー、5ボギーの73と伸ばせず、通算1アンダーの80位で予選突破に1打届かなかった。5バーディー、ボギーなしの68をマークした上原彩子(モスフードサービス)は通算8アンダーの17位で決勝ラウンドに進出。65で回ったブリタニー・リンシカム(米国)が17アンダーで首位を守った。
畑岡は勝負となる後半のラウンドで踏ん張れず、一打の重みを痛感する今季初戦となった。
10番から出た前半に一つ伸ばし、予選通過ラインの2アンダーで折り返したものの、後半最初の4ホールで3ボギーと失速。「(予選通過のスコアも)頭にあった。途中から大事にいこうと思ってしまった」と、最後まで攻めの姿勢を貫くことができなかった。
1番で第1打をバンカーに入れ、3番でもティーショットがグリーン右に外れた影響で、ともにボギーをたたいた。リズムを失った畑岡はグリーン上の鋭さも消え、4番では6メートルの距離を3パットでボギーとした。
「下りの順目で速く見えたが、午後になって芝目も立ち、転がらなかった」と唇をかんだ。そして「これだけスイングがばらばらではしょうがない」と落胆した。
8、9番の上がり2ホールで連続バーディーを奪い、意地は見せた。今季から本格参戦する米女子ツアーの初戦は苦い結果に終わったが「途中でつかみかけたものもあった。悪いなりにスコアをまとめられるようにしたい」と収穫も口にした。2月中旬にオーストラリアで開催される次戦に気持ちを向けた。