故島田幸作さん、ト阿玉さんら6選手が日本プロゴルフ殿堂入り
日本プロゴルフ殿堂(松井功理事長)は8日、東京都内で第5回殿堂入り顕彰者を発表。主に1973年のツアー制施行以前の活躍、功績が対象のレジェンド部門で、台湾のプロゴルファーの草分けで、日本でも活躍した故・陳清水(ちん・せいすい)さん。国内16勝、海外4勝などの活躍をし“リトルコーノ”の愛称で親しまれた故・河野(こうの)高明さん。日本女子アマ3勝のほか、73年に女子ツアー史上初のアマチュアVを達成。プロ入り後も日本女子オープンなどで優勝した清元登子(たかこ、77歳)さんの3人が選ばれた。
73年以降に活躍したプレーヤー部門では、日本プロや関西オープン、関西プロ、日本オープンなど通算12勝を挙げたほか、日本ゴルフツアー機構設立時の初代会長を務めた故・島田幸作さん。75年に日本マッチプレー、日本オープン、日本プロ、日本シリーズの四大大会を制し、年間グランドスラムを達成した村上隆(72)さん。国内通算69勝を挙げ、賞金女王に7度輝き、“ピンクパンサー”の異名を持つト阿玉さんの3人。
殿堂入り式典は3月24日にパシフィコ横浜で開催される「ジャパンゴルフフェア」会場内で行われる。