松山 出遅れ暫定51位 序盤からティーショットが不安定で苦戦

 「米男子ゴルフ・ジェネシス・オープン・第1日」(16日、リビエラCC=パー71)

 霧で中断した影響で48人が競技を完了できず、日没サスペンデッドとなった。昨年9月に87歳で死去した往年のスター、アーノルド・パーマーの孫、サム・サンダース(29)=米国=が7バーディー、ボギーなしの7アンダー、64で暫定首位に立った。出場2大会連続優勝を狙う松山英樹(24)=LEXUS=は16ホールを終え、1アンダーで暫定51位。石川遼(25)=CASIO=はラウンドを終え、1オーバーの72と出遅れた。

 日没順延を告げるサイレンが鳴った後、松山は16番(パー3)で1メートル弱のバーディーパットを沈め、ほっとした様子で初日のプレーを終えた。序盤からティーショットが不安定でグリーン上でも苦戦した。

 パー5の1番は1メートル強のバーディーパットを外してパー発進。7番(パー4)では1メートル半につけてバーディーを奪った。距離の短いパー4の10番は、ドライバーでグリーンを狙ったが左に曲げてボギー。11~13番はティーショットが右に行くなど、なかなか伸ばせない。再開する17日に向け、表情を引き締めてコースを後にした。

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