松山まさか 今季初の予選落ち まさかの3連続ボギー まさかの「80」
「米男子ゴルフ・ジェネシス・オープン・第3日」(18日、リビエラCC=パー71)
松山英樹(24)=LEXUS=が今季初めて予選落ちした。前日雨天順延されていた第2ラウンドの残り3ホールを3連続ボギーで80の大たたき。通算6オーバーの121位、予選通過ラインに6打及ばなかった。前日にプレーを終えていた石川遼(25)=CASIO=も決勝ラウンドに進めず。第2ラウンドを終えてダスティン・ジョンソン(米国)が通算10アンダーで暫定首位に立った。
予選通過をかけて臨んだ残り3ホールは、まさかの3連続ボギーで終戦。昨年8月以来の予選落ちに、松山は「ショットもパットもすべてが悪かった」と声を落とした。
再開された7番で1・5メートルのパーパットがカップに蹴られると、8、9番はいずれもティーショットをバンカーに。この結果、第2ラウンドは9ボギーの80。81を打った昨年3月のキャデラック選手権でのプロ入り後ワーストを免れるのがやっとで、今季26ラウンド目で初のオーバーパーを記録した。
このところショットに満足できない状態が続いており、スタート前の練習場に誰よりも早くやってきてボールを打ち込んだが、結果は出なかった。「前日よりはよかったが…。盛り返すような力は全然ないですね」とがっくり。原因を問われると「分かったら(予選を)落ちることはない」と首を振った。
今大会で優勝すれば、世界ランク1位になる可能性もあり、現地メディアでも大きく取り上げられていたが、簡単にはいかなかった。次週は休み、3月2日からの世界選手権シリーズ・メキシコ選手権に臨む。マスターズ(4月6日開幕)も徐々に近づいており、「どうにかしないといけない」と最後まで晴れない顔で話した。