男子ゴルフの２６日付の最新世界ランキングが発表され、松山英樹（２５）＝ＬＥＸＵＳ＝が前週の５位から日本男子史上最高に並ぶ４位に浮上した。

　松山は直近の試合に出場しなかったが、ヘンリク・ステンソン（スウェーデン）と入れ替わり、１９８７年に中嶋常幸がマークした日本勢最高に並んだ。今季はすでに米ツアーで２勝を挙げており、上り調子のまま３月の世界選手権シリーズ２戦などを経て、４月のマスターズに挑む。

　１位はダスティン・ジョンソン（米国）で２位ジェーソン・デー（オーストラリア）、３位ロリー・マキロイ（英国）は変わらなかった。池田勇太は３７位、谷原秀人は５６位、小平智は１０９位、石川遼は１１１位となった。

　日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）によれば、日本選手の過去最高は中嶋常幸の４位で、尾崎将司は５位、青木功は８位の実績がある。２００６年２月から制度化された女子では、宮里藍が日本人で唯一、世界ランク１位になったことがある。