青木会長が奈紗に“金言”授ける「ゴルフはミスのスポーツ」

 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース」(2日開幕、琉球GC=パー72)

 女子ゴルフの今季開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースは2日、沖縄県・琉球GCで開幕する。1日はプロアマ戦が行われ、注目のホープ・畑岡奈紗(18)=森ビル=は同組で回った日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(74)から受けた“金言”を胸に、予選ラウンド同組の女王イ・ボミ(28)=韓国=に挑戦する。

 18歳のルーキーが56歳年上のレジェンドから価値ある金言を授かった。畑岡は青木会長と同組のプロアマ戦を終えると、目を輝かせてこう話した。

 「例えばラフが長いと何が何でもティーショットをフェアウエーに置きたいと思うものだけど、実は外してもいいラフもあるから視野を狭くしてはいけないと。また、ゴルフはミスのスポーツ。それをいかに小さく抑えられるかが大事と教えていただいた」

 青木会長は「奈紗?3番目の孫くらい年が離れているな」と笑い飛ばした後で「ゴルフは失敗のゲームだから、失敗してもくよくよするなということ。奈紗は自分のやりたいようにやればいい。そうすれば自然と結果は出るよ」と畑岡の潜在力を高く評価した上での助言だったことを明かした。

 56位に終わった先週のホンダLPGAタイランドから帰国したばかりで「疲れはある。ベストを100とするなら今は25くらい」と本調子からは程遠いが、何でも吸収する伸び盛りの18歳にとって、レジェンドの金言は大きなプラス材料。女王イ・ボミと同組で回る予選ラウンド2日間へ向け「状態はよくないけど、やるからには優勝を目指したい」と堂々と宣戦布告した。

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