「AON内閣」で改革へ、青木会長が相談役に中嶋指名 JGTO総会

 男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は21日、都内で総会を開き、ツアー通算48勝の中嶋常幸(62)が相談役に就任することが決まった。任期は1年。青木功会長(74)が直々に要望して、中嶋が快諾した。特別顧問の尾崎将司(70)とともに「AON」が一体となり、人気が低迷する男子ツアーの改革をさらに推し進めたい考えだ。

 中嶋の起用について、青木会長は「いろいろな意見を寄せて欲しい」と、その豊富な経験や見識に期待を示した。今季は「共に歩む」をツアーのスローガンに掲げており、青木会長は「今まで以上に選手と一緒に歩み、いかにゴルフ界を盛り上げていけるか」と話した。

 JGTOはまた、この日の総会で、前年度賞金ランク100位以内(上位75人は除く)の選手に付与されていた出場優先資格を来季から撤廃することを決めた。

 トーナメント運営部の小山部長は「賞金シードの人数(見直し)は話し合っている」と説明。若手をより参戦しやすくする賞金シード制度の改正に向け、「19年には変更の成果を見せたい」と話した。

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