「女子ゴルフ・アクサレディース・最終日」（２６日、ＵＭＫＣＣ＝パー７２）

　７位から出た若林舞衣子（２８）＝ヨネックス＝が２番（パー３）でホールインワンを達成したほか５バーディー、１ボギーの６６を出し、通算９アンダーで逆転優勝。５年ぶりの通算３勝目を飾った。１打差の２位は６７で回った森田遥。首位から出た川岸史果と柏原明日架はともに７２と伸ばせず、７アンダーの３位にとどまった。

　若林は首位に４打差の７位からスタート。パー３の２番（１５３ヤード）では圧巻のショットが出た。グリーンの右から斜面を７～８メートル転がってカップに吸い込まれ、ホールインワンに。５シーズンぶりの美酒にも涙はなく「楽しんでできたのがよかった」と笑った。

　最終日にホールインワンを記録して優勝したのは１０年の横峯さくら以来。１年前の結婚が、頑張りにつながっている。「予選落ちしても、夫と一緒にいると切り替えができる。結婚でゴルフが悪くなったと言われないようにしたい。今年は複数回優勝をして、これまでの賞金（自己）最高額５千万円を超えたい」と目標を掲げた。