谷原、充実4位 準決で世界1位D・ジョンソンと大接戦、3決でホールインワン

 「米男子ゴルフ・デル・マッチプレー・最終日」(26日、オースティンCC=パー71)

 世界ランキング60位の谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=は準決勝で同1位のダスティン・ジョンソンに1ダウンで、3位決定戦では同47位のビル・ハース(ともに米国)に2アンド1で敗れて4位に終わった。決勝はD・ジョンソンが世界ランク25位のジョン・ラーム(スペイン)に1アップで勝ち出場3戦連続優勝を飾った。

 躍進の5日間は2連敗で幕を閉じたが、谷原の表情は充実感に満ちていた。強豪の中で4位に入り、念願だったマスターズへ切符を獲得。「楽しかった。自分の中ではかなり素晴らしい成績」と大粒の汗を拭った。

 準決勝は大接戦だった。パットがさえたD・ジョンソンに7番までに3ダウンとリードを許したが、ここから挽回。13番で1メートル、14番は2メートルにつけて連続バーディーを奪い追いついた。17番を取られて競り負けたものの、世界1位に最後まで食い下がった。

 逆転負けした3位決定戦でも見せ場はつくった。約200ヤードの7番(パー3)、8番アイアンで放った球はグリーンで弾んで転がってホールインワン。大歓声を浴びて「笑った。ここで入るのかと。声援が気持ち良かった」と頬を緩める。

 11日後には2007年以来、自身2度目の大舞台が幕を開ける。「まずはゆっくり休んで備えたい。どれくらい戦えるのか」と心を躍らせた。

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